【始めに】
皆さんおはこんばんは、レイラです!
今シーズンは2シーズンぶりに最終2桁順位を取ることが出来たので、記事にしようと思い、筆をとりました。
拙い文章だと思いますが、少しの間お付き合い下さい。
以下常体
【並び】
【順位の記録】
【コンセプト】
・ウーラオスに対し柔軟に立ち回る
・後手に回らないサイクルを行う
【構築経緯】
今期の構築は、親友であるスズくんと通話している時に、彼からS9でお互いに結果を残した水ウーラオスジバコイルと似たサイクルが可能な水ウーラオスレアコイルの並びに、前期から流行していたパッチラゴン、ウーラオス、モロバレルを相手出来るブリムオンを加えたサイクルが強いのではないかという話を持ちかけられ、その案をありがたく頂戴することとなった。
これらに加え、ここ迄で辛かったリザードン、ウルガモスを相手出来るチョッキウインディ、ヌオー絡みのサイクルにイージーを取るための珠マンムー、ポットデス、ランクルスの選出抑制とガマゲロゲへの後投げからサイクルに圧を掛けていけるメガネサザンドラを投入して構築が完成した。
【個体紹介】
◯水ウーラオス@拘りスカーフ 陽気AS
175ー182(252)ー121(4)ー × ー80ー163(252)
インファイト/水流連打/雷パンチ/蜻蛉返り
構築の原点その1
蜻蛉返りによる対面操作により、相手のダイマックスの有無を確認しながら適切な引き先に繋ぐ動きがシンプルに強かった。
当初は水ウーラオスの型が増え過ぎて、蜻蛉返りからダイマックスしていないならインファイトを読んでブリムオンバック、ダイマックスしているならダイジェットなのでレアコイルバックしてこちらもダイマックスを切り、応戦するというムーヴを取ることによって安定して対応出来ると踏んでいた。
しかしながら、実際には非ダイマックスの水ウーラオスが水流連打でつっぱってきたり、ダイマックス水ウーラオスでも珠ダイアースを持っていたり、ダイナックルやダイストリームが飛んだ来たりと滅茶苦茶で、結局終盤になってもどのように対応して良いのか分かりかねる部分が多かったのが難点だった。
◯レアコイル@進化の奇石 控えめHCベース アナライズ
157(252)ー × ー115ー185(228)ー90ー94(28)
放電/ボルトチェンジ/ラスターカノン/身代わり
構築の原点その2
ボルトチェンジによる対面操作、放電麻痺による強引な突破、貴重な鋼打点に加え、モロバレル等の補助技を所持するやっかいなポケモンへの対抗策兼ダイウォール枠として身代わりを採用した。
身代わりが生きることは本当に多く、大抵のモロバレルを完封することが出来るだけでなく、相手のアローラキュウコンやエアームド、オーロンゲ等の起点作成ポケモンの前で貼ることで後続へ大きな負荷を掛けていくことが出来た。
ただし、タイプ相性の関係上、今期絶賛大増殖していたホルードに大きく隙を見せるため、引き先が水ウーラオスしかいないことも相まってかなり苦しい立ち回りを強いられた。
◯ブリムオン@ウイの実 図太いHBベース
163(244)ー × ー157(220)ー159(20)ー123(4)ー52(20)
構築の原点その3
環境に多いモロバレル、パッチラゴン、両ウーラオスにダイマックスして打ち合える駒。
マジックミラーという特性とドレインキッスによる回復が強く、エスパー、フェアリー、炎の技範囲を押し付けることが出来るため、幅広い範囲と打ち合うことが可能だった。
マジカルフレイムの枠はトリックルームと選択だったが、対面的な構築に対しての刺さりより、終盤に増殖していた鋼タイプ入りの受け回しに対して選出を躊躇わずに済むマジカルフレイムの方を採用することにした。
◯ウインディ@突撃チョッキ 意地っ張りHABベース
197(252)ー165(156)ー113(100)ー × ー100ー115
構築の補完枠その1。
技構成に関して、ダイマックスパッチラゴンと打ち合えるようにじゃれつくを採用したが、それほどパッチラゴンを相手することがなく、ダイナックルを連打して強引な崩しを行えるインファイトの方が優れていたように感じた。
全体的に通りが良い場合には雑に選出することが多く、初めて使用したが、突撃チョッキ込みの数値の高さで大抵のポケモンと打ち合うことが出来たので本当に強かった。
一方で、ドサイドンと水ウーラオスに大きな隙を見せるポケモンのため、これらがいそうな場合には釣り出しやそもそもの選出を控えていた。
◯マンムー@命の珠 陽気AS 鈍感
185ー182(252)ー101(4)ー90ー80ー145(252)
構築の補完枠その2。
ヌオー絡みのサイクルをぶち壊すために命の珠を持たせてフリーズドライを採用した。
命の珠フリーズドライでHBヌオーが確定1発〜なので、無警戒のヌオーに対して1パンして何度か気持ち良くなることが出来た。
他にも構築単位でやや重いモジャハピやオンバーンの選出抑制など役割は広く、この構築には欠かせないピースだったように感じている。
◯サザンドラ@拘り眼鏡 臆病CS
167ー112ー110ー177(252)ー111(4)ー165(252)
流星群/悪の波動/火炎放射/蜻蛉返り
構築の補完枠その3。
この枠は諸説で、主にポットデス、ランクルス、ウオノラゴン、ゲンガーの選出抑制の役割としてしか機能していなかった。
特に大抵の構築にアシレーヌ、ニンフィア、ピクシー等のフェアリー枠が入っており、このポケモンがそれらに大きく隙を見せるため、扱いが難しかった。
ただ、ガマゲロゲ入りに対して選出することでそれなりに仕事をすることが出来たので、最後まで構築から外すことは出来なかった。
【選出パターン】
構築名にあるように、水ウーラオス、レアコイル、ブリムオンと選出することがほとんどで、構築で重いポケモンがいた場合に残りの3匹を含めた選出を行っていた。
【重いポケモン/並び】
挙げればキリがないので、いくつか列挙する。
・ホルード
レアコイルが大きく隙を見せるポケモンであり、こちら側にしっかりとした引き先がいないため苦しい立ち回りを強いられた。
特に冠の雪原解禁後に現れたイバンの実ホルードはとにかく辛く、イバンの実発動に合わせて裏を1匹切って水ウーラオスを着地させねばならなかった。
レアコイルで見る際に見切れないチョッキ型と、水ウーラオスに向かってレアコイル引き一点読み泡沫のアリアは本当にどうしようもなく厳しかった。
また、前述したホルードと組んでいるパーティーが本当に多く、アシレーヌ対面でラスターカノンを押さなければならない場面がたたあったのも精神的に辛かった。
・珠ゲンガー+襷ポットデス
サザンドラの選出抑制が効かず、このような選出をされた場合、水ウーラオスでゲンガーを上から縛る際に発動する呪われボディによりポットデスの起点が出来てしまい、どうしようもなかった。
珠ゲンガー単体に関してもレアコイルのボルトチェンジから水ウーラオスの水流連打という流れでしか処理出来なかったことも問題。
【終わりに】
前シーズンは1900ちょっとで終わってしまい、かなり悔しい思いをしたのもあって、今シーズンは全力でやると決めていたので、最後まで手を緩めず戦い抜くことが出来、本当に良かったです。
特に、サブロムで6〜7連敗して600位迄溶かした所から2000へ復帰させ、順位を更新出来たことは自分への自信に繋がり、本当に大きな収穫だったように思えます。
ただ、最高レートの更新の試合で何度かプレイングミスして落としたことが、今期上げ切れなかった原因だと思っているので、次のシーズン以降こそ後悔のない試合が出来る様に努めたいと思います。
【Special Thanks】
・構築の原案をくれたスズくん
・一緒に通話してくれたニコショさん、でっぱさん
・落ち込んでた自分を応援して下さったTwitterの皆
本当にありがとうございました!
皆大好きです!
何か質問等ございましたら、レイラ(@Rei_poke2_0728)へご連絡下さい!